塗り壁とは?素材の種類3つ紹介!
こんにちは!
外装無垢の伊藤 達也(イトウ タツヤ)と申します。
今回も塗り壁についてご説明していきます。
前回の「塗り壁のメリット・デメリット」をまだ見てない方は、こちらを見てからでもいいので見ていただければ幸いです。
今回のテーマは「塗り壁の種類」についてです。
塗り壁とは?
まず塗り壁ってなんぞや?について簡単に解説します。
塗り壁とは「自然素材からできた塗り壁材を使って、職人の手により塗り仕上げられた壁」のことをいいます。
塗り壁の外壁は、手作業による味のある風合いを出すことができ、デザイン性も高いのが特徴です。
日本では、古来より建物の外壁材として塗り壁が使われてきましたが、洋風の住宅が主流となり、サイディングやタイルの外壁材を使用する家が増えました。
そんな中、塗り壁は自然素材が使われていること、和風だけでなく洋風の家にも合うこと、その他さまざまなメリットがあることから、近年は塗り壁を選ぶ人たちも多くいます。
塗り壁の素材3種類
さて本題です。塗り壁の種類には、使われる素材として大きく3種類あります。
①土塗り
土塗りは、土に藻や砂などを混ぜてつくられた自然素材の塗り壁材です。
温かみがあり自然を感じさせる風合いに仕上げることができます。
日本では、昔から使用されてきた素材で調湿性、断熱性、防火性、防音性に優れているのが特徴です。
②漆喰
漆喰は、石灰石を焼いて水を加えた消石灰からつくられた自然素材の塗り壁材です。
つるつるとした肌触りが特徴で、特にヨーロッパ風の外壁によく使用されています。
防火性・防音性が高く、カビも発生しにくいのがメリットですが、傷がつきやすく防水性が低いのがデメリットです。
③ジョリパット
ジョリパットは、砂などを塗料に混ぜてつくられる塗り壁材です。
色や質感を自由に選ぶことができるためデザイン性が高く、ひび割れが起こりにくいなど耐久性が高いのが特徴です。
耐火性、防火性、耐候性に優れているうえに材料費も安いため、塗り壁材としては最も選ばれやすいのがジョリパッドです。
塗り壁リフォームのご相談は外装無垢へ
今回は、3種類の塗り壁についてご紹介してきました。
私のお勧めはやはりジョリパットですかね。
耐久性が高いのは私の中で大きなメリットと考えています。
皆さんはどのような種類の塗り壁がお好きでしょうか。
新築やリフォームする際にこのような知識があるだけで、お家選びが何倍も楽しくなりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。